みなみしみず日記
毎年きんかんの木にアゲハチョウが卵を産みに来ます。今年も順調に卵から幼虫が生まれていました。クラスで育ててみようか、どうしようかと悩みながら幼児さんが観察していると、蜂がやって来て、子どもたちの目の前でアゲハの幼虫を捕まえ、そして食べ始めたではありませんか!あまりに驚きすぎて子どもたちは絶句、けれど幼虫を守らないとと「あっち行け!」と追い払おうとします。蜂を怒らせて刺されては大変と職員がそっと木をユサユサ・・・蜂は幼虫を持ったままどこかに消えていきました。「蜂アカンな!」と言う4歳児に対して5歳児は「けど蜂も食べないと生きられへん」と答えていて、子どもってすごいなと感心しました。生き残った幼虫は何とか助けたいという子どもたちの強い希望で、幼児クラスで育てることになり、毎日大きくなったかな元気かなと大切に見守っています。